時には鐘の話を

かつて辺味昌義(秋善)というペンネームで小説を書いていた出戻り

2021-01-01から1年間の記事一覧

[詩#1]彼女のために買っておいたココアを捨てた

中央線が止まると私を捨てた女を思い出す 無事を知ろうとして悩む雨の夜 売り切れて仕方なく低脂肪乳を買った セブンスターの匂いが染み付いた六畳一間に朝が来る